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テナントの電気代の仕組みや相場を正しく知ろう!節約する方法も更新日:2020.05.12

 

こんにちは!札幌すすきのを中心にテナントビルを展開するLCグループの磯です!

 

お店の営業にかかる経費のひとつである電気代。

営業時間や店舗の規模が大きければ大きいほど、電気代の負担も多くなるものです。

 

ところで、テナントビルに入居している場合、電気の供給や請求の仕組みは一般家庭とは異なる場合があることをご存じですか?

 

今回はテナントビルでの電気代についてのお話。

電気代が決まる仕組みや電気代の相場、注意点などをご紹介します。

店舗の電気代を節約する方法もお伝えしますね!

電卓とお金のイメージ

 

テナントビルの場合、店舗の電気代が決まる仕組みは2種類ある

テナントビルに入居している店舗の場合、電気の受電や請求の仕組みは大きく分けて2種類あります。

 

【1】ビル単位で一括受電する

ビルが電力会社と契約をしてビル単位で高圧受電をし、自前の受変電設備(キュービクル)を通して各テナントに供給します。

 

店舗ごとに設置した電気メーターを元に店舗の電気代を割り出し、ビルが各テナントへ電気代を請求して徴収。

電力会社へは、テナントビルがまとめて電気代の支払いをするという形です。

 

ビル単位でまとめて受電するので、一般的な電気代より安くなる可能性があります。

 

【2】店舗ごとに個別契約する

一般の住宅と同じように、店舗がそれぞれ電力会社を選んで個別に契約する形です。

さまざまな電力会社や業務用プランの中から、自分のお店の営業形態に合った契約を選ぶことができます。

 

一括受電になるか個別契約になるかは、ビルごとに方針が決まっています。

一括受電のビルに入居しているのに、自分の店舗だけ別の電力会社と個別に契約をすることはできません。

 

 

テナントビルの電気代相場は? ビル側から高額を請求される場合も!

テナントビルに入居している場合、電気代はどのくらいが相場なのでしょうか?

 

電気代は契約内容やお店の規模、電気の使用量によっても異なるので一概にはいえませんが、従量単価で15円~20円/kWh程度が相場といえるようです。

 

【参考】北海道電力の提供する業務用電力の一般料金

オフィスビル・商業施設(高圧6,000ボルト)

  • 基本料金:1kWにつき 1,870.00円
  • 従量料金: 1kWhにつき18.46円

 

少し古い資料ですが、平成20年に発表された農林水産省の調査によると、面積366㎡のとある居酒屋で年間の電力消費量は約278,000kWhだったそうです(年間営業時間3,300時間)。

電力単価が15円~20円/kWhだとすると、1ヵ月の電気代は約35万~46万円となります。

この居酒屋はかなり広い店舗ですが、店舗の電気代には大きな金額がかかっていることがわかります。

 

一括受電で、ビルから高い電気代を請求される可能性がある?!

ビル単位で一括受電契約の場合、店舗ごとの電気代はテナントビルから請求をされ、テナントビルへ支払います。

このときに、通常よりも高額の電気料金を請求されるというケースがあります。

 

ビル側が、電気設備の保守点検料やメーター本体代金、手間賃などを電気代に上乗せして請求しているのです。

これは古くからの商習慣として残っているものではありますが、裁判で「不当」である旨の判決が出ています。

本来であれば認められない請求の形なので注意してください。

 

すすきのでも「実費の2倍近い電気料金を支払わされた」として、飲食店が家主へ過払い料金の返還を求めた裁判がありました。

この裁判では平成13年に最高裁が家主側の上告を棄却し、飲食店側の勝訴が確定。

家主側へ、実費を超えていた約1,020万円の支払いを命じる判決が確定しました。

 

基本的に一括受電は一般的な電気代より安くなるという場合が多いです。

こういったケースにならないためにも相場を把握し、試算をして高額に感じる場合は貸主側へ確認してみましょう。

 

 

電気代をテナント側で節約する方法を紹介!

電気節約のコツのイメージ

お店を営業するうえで必ず発生する電気代。

少しでも節約するためには、こんな工夫をしてみてください!

 

エアコンフィルターの掃除

エアコンのフィルターにほこりが詰まったままだと、冷暖房の効率が落ちてしまいます。

定期的にエアコンフィルターを清掃し、暖房の効率アップを図りましょう。

 

扇風機やサーキュレーターで空気を循環

扇風機やサーキュレーターを使って空気を循環させることでも、空調効果をアップさせることが可能!

温度ムラがなくなるので、エアコンの設定温度を必要以上に上げたり下げたりしなくても快適に保てます。

扇風機やサーキュレーターは電気代が安いため、エアコン単品で使用するよりも電気代節約につながるのです。

 

冷房の場合は冷たい空気は下に溜まるためエアコンの風向きは水平に。

暖房の場合は上に暖かい空気がいくためエアコンの風向きは下向けにし、どちらの場合も扇風機やサーキュレーターは上向きに回すと良いでしょう。

 

照明をLEDに交換する

消費電力の大きな節約につながる LED照明。

通常の蛍光灯や白熱灯と比べて商品価格は高いですが、消費電力を大きく削減できるので長い目で見ると節約効果が高いです。

照明の寿命も長いので、買い替えや付け替えのコストも削減できます。

 

また、時間帯やエリアごとに必要な照明だけ点灯するようにしましょう。

 

冷蔵庫・冷凍庫の管理と使い方を見直す

大きな業務用冷蔵庫や冷凍庫は消費電力が大きいです。

消費電力が大きな機器の使い方を見直せば、節約効果も大きいですよ。

 

温度設定を適切に行い、庫内を整理。

食材の出し入れは素早く行い、扉を開けている時間を最小限にしましょう。

 

庫内を清掃したり冷凍庫の霜をとったりと、メンテナンスも忘れずに行いましょう。

 

 

まとめ

  • テナントビルの電気供給や請求の仕組みは2種類あります。ビルが電力会社と契約をしてビル単位で受電、各店舗への供給や請求はテナントビルが取り仕切るタイプと、一般の住宅のように各店舗で電力会社と個別契約をするタイプです。どちらのタイプかはビルごとに方針が決まっており、テナントが選ぶことはできません。

 

  • テナントビルの電気料金は、電力会社との契約内容やお店の規模、電気の使用量などによって異なります。北海道電力で提供する商業施設用の高圧電力は、従量料金が1kWhにつき18.46円となり、15円~20円/kWh程度の単価が相場といえるのではないでしょうか。

 

  • ビル単位で電気代を管理する一括受電では、ビルから通常より高い電気代を請求されるというケースがあります。これは昔からある商習慣のひとつで、電気設備の保守点検料やメーター本体代金、手間賃などが上乗せされているのです。この上乗せ請求に関しては裁判で「不当」という判決がすでに出ていますので注意しましょう。

 

  • 店舗ごとでも電気代を節約する取り組みは可能です。エアコンや照明、冷蔵庫・冷凍庫など、電気設備の使い方を工夫してみましょう。業務用の設備は消費電力が大きいので、工夫次第で電力を大きく節約することが可能です。

 

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